先日、私の経営するお店に高校生のアルバイトが入った。
これで高校生のアルバイトは全部で3人。
一人は親御さんから「息子をアルバイトさせて教育してください」とお願いされ。
もう一人がその教育を頼まれた男の子の後輩。なんでもこの男の子がウチのスタイルにハマったらしく後輩を紹介してくれたのがキッカケだった。
今ではその紹介された後輩君も一生懸命頑張って一般的には割りに合わない(※私は割に合わないという言葉は好きではない)大変なイメージのある「大衆居酒屋」の仕事に精を出している。頼もしく嬉しく思う今日この頃。
良い子だけど何か足らない
さて、先日入社したアルバイトのK君はどうか。やはりいい子である。
最近の子は、真面目でよい子で言われた通り動く子が多い。
ただ、何か足らない……。良い子であるが何かが足らない……。
「まだ高校生でしょ。」そんな声も聞こえてきそうだが、それでは駄目だと思う。
何故駄目か。お金をもらう以上は高校生だから足らなくて良い理由にならない。
仕事で金を稼ぐということは平等なのだ。
一皮むける経験の不足

仕事終わりにK君と一対一で話すことにした。
ごめんねK君、社長と一対一で話すなんて緊張して怖かろうに。
と思いつつ、何かが見えてきた。
そうだな。足らない感覚はこの辺りから感じたんだと。ズバリ「一皮むける経験の不足」
「一皮むける経験の不足」からくる、否定される事への免疫の無さと恐怖。
それが指示通り動く事は出来ても自ら進んで何かを獲得しようとする姿勢を殺している。
そう見抜きました。
故に、指示した事しかできない様に見えてしまう部分もある。
また、自ら得ようとしない人は周りから見たら頼りなく映ってしまう。
現代社会に蔓延する病
そう。これはK君が悪いのではなくK君にそういった経験を積ませなかった教育が悪いのです。
つまり……否定される経験。大人から本気で怒られる経験。そしてそこから再生する経験。
K君の問題は現代社会に広く蔓延する病です。若者の精神的去勢。
実は先に書いた高校生の二人にもこれはありました。
「指示は聞くけど意味を考えない。」
「与えられたことはするけど自らは動かない。」
「周りが忙しくても自分のペースでしか行動しない。」
など。彼らに自覚はありません。まだ高校生ですからね。
では、このまま誰も教えなかったら?40歳でも知らない人は知らないままです。
自分の思考・言葉・行動で生きる
私はこういった事に対しては徹底してコーチングしてきました。
何故か。彼らの人生にとって多大な影響がでる重大なことだからです。
今回K君とも一対一で話した時。この知識よりも大事な「一皮むける事」の自覚を促した。
そもそも今この瞬間、社長と一対一で話している経験が「一皮むける事」につながっていると感じたでしょう。前もって誰も教えてくれない初めての社会経験。社長と一対一。
「自分の思考で、自分の言葉で、自分の行動で徹底して強烈なカッコいい男になるんだよ」と伝えました。
1度では全てが良くなる変化など無いです。
そういった機会を重ねK君と時間を共にする中で、自然とK君は「一皮ムケムケ」した、立派な大人に成長していきます。
今、職場で認められなかったり、やる気は有るのに、馴染めなかったりという悩みをあなたが抱えていたら、是非参考にしてみてください。
今回は「一皮むける」をテーマに執筆しました。


コメント