不登校者数34万人の現実と、滝野川高等学院との業務提携

桜花ライフアカデミー代表・石井豊氏と滝野川高等学院校長・豊田毅氏が業務提携契約書を手に記念撮影

今回、私は「桜花ライフアカデミー」と「滝野川高等学院」との業務提携を通して、この提携の目的である「日本教育界に横たわる大問題」について執筆します。

目次

そもそも「不登校」とは何か?

文部科学省の定める定義には、以下のようにあります。

  • 何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるために、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者。

つまり、病気や経済的事情を除く理由により、学校に行きたくない、行きたくてもいけない。そういう状態が1か月以上継続している子達です。

34万人という現実——11年連続で過去最多を更新

令和6年度「不登校者数」は34万人を突破。同時に「11年連続、不登校者数過去最多」を更新しました。

莫大な34万人という数字を積み上げているのは、一人一人の人間であり、未来ある子供達です。悲しいことに、この国の子供達には「34万通りの苦しみ」があった。そのように想います。

年々、我が国の出生数は下がり続け、少子化の加速が叫ばれる中、不登校生徒は増え続けているという問題。これこそが大問題です。

この事実が、今の日本の教育システムの崩壊を証明しています。学校という「場」そのものが、全ての子供の居場所ではなくなったというサインだと考えます。

つまり「不登校」は個人の問題から、「不登校者」を生み出す教育システムの問題へとフェーズが移ったということではないでしょうか。私達が問い直さなければならないのは「日本の教育システムの根本」だと考えます。

滝野川高等学院との業務提携——共鳴した思いとは

この考えに理解を示し共感してくれたのが、「滝野川高等学院」校長の豊田毅氏です。

滝野川高等学院は、フリースクールとして、子供の学習や発育に多角的なアプローチをし、「本人にとって居心地の良い空間」を通して、自分のペースで高校卒業資格や自分の可能性を見つけることができる場所をコンセプトに運営されています。

そんな篤い思いと実績をもった豊田校長が、「桜花ライフアカデミー」の理念・活動に共感してくださり、パートナーとして全面的な支援を「業務提携」という形で表明してくださったことは感謝に堪えません。

「34万通りの苦しみ」は「34万通りの希望」へ

私は、学歴や偏差値ではなく「自分らしく生きる力」を育てる場所が必要だと考えています。そのために「桜花ライフアカデミー」を作りました。

100点ではないけれど、行動し現実に作り、活動をする中で、一人、また一人と応援してくれる仲間に出会いました。幸せなことであり、感謝せずにはいられない気持ちになります。

今回のコラムで私が一番伝えたいのは、「学校」という「場所」に合わなかっただけで、あなたが可能性をあきらめる必要は全くないということです。

冒頭に書いた「34万通りの苦しみ」は「34万通りの道」につながり、その道は「34万通りの希望」につながっているはずです。

「今の苦しみ」で自分をあきらめない。「道」や「希望」は必ずある。

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