就活の時期が来た。
でも、やりたい仕事がわからない。
周りは「〇〇業界に行きたい」「将来は〇〇になりたい」と言ってる。自分だけ、何も見えない。このまま就活していいのか。適当に決めて後悔しないか。
そんな不安、抱えてない?
先に結論を言っておく。
やりたいことがわからないまま就活して、全然いい。
「やりたいことがある人」は少数派
まず、事実を伝えておく。
就活前から「やりたいこと」が明確な人は、実は少数派なんだ。
調査によると、入社前から明確なキャリアビジョンを持っていた人は約3割。残りの7割は、「なんとなく」「とりあえず」で就職してる。
つまり、やりたいことがわからないのは「普通」。
周りが「〇〇業界に行きたい」と言ってるのを聞くと焦るよね。でも、その多くは「なんとなくカッコいいから」「親に勧められたから」「安定してそうだから」という理由だったりする。
本当に心からやりたいことがある人なんて、ほんの一握り。君だけじゃないんだ。

「やりたいこと」は働いてから見つかる
500人以上の成功者を研究した結果、面白いことがわかっている。
成功者の多くは、「やりたいこと」を働きながら見つけていた。
最初から「これだ!」と思って始めた人は少ない。むしろ、目の前の仕事に取り組む中で、「あれ、これ面白いかも」「こっちの方が向いてるかも」と気づいていったパターンが多い。
考えてみてほしい。
君は今まで「働いたこと」がほとんどないよね。バイトはあっても、フルタイムで責任を持って働いた経験はない。
そんな状態で「やりたい仕事」がわかるわけがない。
料理を食べたことがないのに、「好きな料理は何?」と聞かれてるようなもの。食べてみないとわからないに決まってる。

「やりたいこと」より大事なこと
じゃあ、やりたいことがわからない状態で、どうやって就活を進めればいいのか。
ここで発想を変えてみてほしい。
「やりたいこと」じゃなくて「やりたくないこと」から考える。
これ、めちゃくちゃ効果的な方法なんだ。
やりたいことはわからなくても、やりたくないことは意外とわかる。
「毎日スーツは嫌だ」「転勤は嫌だ」「ノルマに追われるのは嫌だ」「一人で黙々と作業するのは嫌だ」「逆に、ずっと人と話すのも嫌だ」
こういう「嫌なこと」をリストアップしていくと、自然と選択肢が絞られてくる。
成功者たちも、最初から「これがやりたい」と決まっていたわけじゃない。「これは違う」「あれも違う」と消去法で進む中で、徐々に方向性が見えてきたんだ。

就活は「実験」だと思え
もう一つ、大事な考え方がある。
就活は「人生を決める」場じゃない。「実験を始める」場だ。
最初の就職先で人生が決まるなんてことは、今の時代ほとんどない。転職は当たり前。キャリアチェンジも珍しくない。
だから、最初の就職は「仮説を立てて、検証してみる」くらいの感覚でいい。
「この業界、合うかも」という仮説を立てる。入社して働いてみる。合ってたら続ける。違ったら、次の実験をする。
それでいいんだ。
500人以上の成功者を研究してわかったのは、彼らが「最初から正解を選んだ」わけじゃないということ。何度も試行錯誤しながら、自分に合う道を見つけていった。
大事なのは「正解を選ぶこと」じゃなくて、「選んだ後に正解にしていくこと」なんだ。
仮説を立てるための3つの視点
とはいえ、「何でもいいから適当に決めろ」とは言わない。
仮説を立てるために、この3つの視点で考えてみてほしい。

視点1:好きな「行動」は何か
「好きなこと」じゃなくて「好きな行動」を考える。
例えば「ゲームが好き」なら、ゲームの何が好き?
- 攻略法を考えるのが好き?→分析・企画系の仕事が合うかも
- チームで協力するのが好き?→チームワーク重視の仕事が合うかも
- コツコツレベル上げするのが好き?→地道な作業がある仕事が合うかも
「好きなこと」を分解して「好きな行動」を見つけると、仕事につなげやすくなる。
視点2:どんな「環境」が心地いいか
仕事の内容より、働く環境の方が重要だったりする。
- 静かな場所が好き?賑やかな場所が好き?
- 一人で集中したい?チームでワイワイしたい?
- 決まったルーティンがいい?毎日違うことがいい?
自分が心地いい環境を考えると、業界や職種が絞りやすくなる。
視点3:「この人みたいになりたくない」は誰か
逆説的だけど、これも効果的。
身近な社会人で、「この人みたいにはなりたくない」という人を思い浮かべる。その人の何が嫌なのかを考える。
「いつも疲れてる」「休みがない」「つまらなそう」「偉そう」
それを避けられる仕事や会社を探せばいい。
今日からできるアクション
この記事を読んだら、今すぐやってほしいことがある。
「やりたくないことリスト」を10個書く。
仕事に関係なくていい。生活の中で「これは嫌だ」と思うこと。
「満員電車」「早起き」「人前で話す」「細かい数字」「同じことの繰り返し」
何でもいい。とにかく10個。
それが、君のキャリア選択の羅針盤になる。

やりたいことがわからないのは、弱点じゃない。
まだ何者にもなってないからこそ、何にでもなれる。それって、すごい可能性だよ。
焦らなくていい。実験だと思って、まず一歩踏み出してみよう。
やりたいことは、動きながら見つければいい。


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